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なんで妊娠できない!?みんなの妊活の平均期間を教えて

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妊活なんか、はじめなきゃよかった!

なんでこんなに妊活がつらいの?もうわからなくなってきた。優しい主人は妊活に協力してくれますが、お母さんから受ける「まだ、まだ」の言葉攻め。「はやく孫の顔がみたいのよ」とすごく嫌味な言い方。

ああ、やっぱり妊活を中止しようかなあ。

でも、さっさと妊活から卒業した友達の家族をみると、公園で遊ぶ子供と主人とわたしの幸せな家庭、夢が消えそう。だって幸せそうな家庭をつくるのが、わたしの細やかな夢。

このような悩みをもった女性たちが、この『みんなの妊活相談室』に立ち寄っていきます。その度に相談員たちが彼女たちの気持ちに寄り添って、いっしょに解決へと導いています。今日も『みんなの妊活相談室』に、悩みの大袋をもったひとりの女性がきました。

 『はじめまして、佐藤といいます。妊活について相談したいことがあります』

 『妊活相談員の高橋です。よろしくお願いします。ところで、どのようなご相談ですか』

今日はじめて『みんなの妊活相談室』を訪れた佐藤さんは、悩み疲れた表情に涙を浮かべながら、心のなかに溜まったものを話しはじめました。

 『今朝も、主人が出掛けた後に、お母さんから連絡がありました。お母さんは「そろそろ、赤ちゃんができてもおかしくないころよね。この前、あの子に聞いたわよ。いま流行の妊活っていうの、がんばっているみたいね。はやく孫の顔をみせてよ。

むかしは、すぐに子供を授かったものよ、あなた大丈夫なの、身体に問題ないわよね」、これって酷くないですか。わたしの身体を気づかうより、子供ができないわたしの身体に問題があるといっているようで、すごく悔しくて、そのあと大泣きしました』

 『それは酷いですね。そのほかになにかいっていませんでしたか』

 『あります。「もしかして、あなた不妊症じゃないの。女性は30歳になったら高齢出産なのよ。はやくしないともう少しであなた30歳なのよ」、このとき、悔しかったけれども、やばい、あと3年でわたし高齢出産なの、どうしたらいいか、考えたらすごく悲しくなりました。わたし、もう妊娠できなのですか』

 『まあまあ、そう興奮されないように。ここの相談員は、みんなあなたの味方です。いまの高齢出産は35歳からですね。まずは安心してください。それに40歳以上でも妊娠できた方もいます。お母さまがいっている高齢出産30歳は、むかしの話しで、間違っています』

 『そうなんですか。ありがとうございます。少し落ち着きました。でも友達は、みんな1か月とか2か月で妊娠しています。高齢出産でなければ、わたしは不妊症ですか』

 『そんなことはないと思います。ところで佐藤さん、いまのご年齢と妊活期間を教えてください』

 『わかりました。いまは27歳です。妊活してから3か月目になります。先日、生理がきたので、今月もダメでした』

 『そうでしたか。それは残念なことです。でも安心してください。不妊症は「健康なカップルが避妊しないで1年以上行為に及んだ結果、妊娠しなかった場合と日本産婦人科学会が定義づけています」、つまり佐藤さんは不妊症ではないではありません』

 『本当ですか?だったら、来月は妊娠できますか』

 『それはお約束することはできませんが、可能性があります。でも佐藤さん、毎日、基礎体温を測っていますか』

 『いいえ、基礎体温は聞いたことがありますが、体温は測っていません』

 『そうですか、わかりました。佐藤さん、基礎体温について説明します。女性の体温には、低温期と高温期があり、この2つをあわせて基礎体温と呼んでいます。この2つは女性ホルモンと深く関わっているものです。

通常、生理のあと10〜14日ぐらいまでを低温期と呼び、これは寝ているときの体温ですね。朝起きてすぐ婦人用体温計で測ると低温期の体温がわかります。個人差があるので、これから佐藤さんに毎日測って記録していただきます。この低温期に分泌されるホルモンをエストロゲンと呼び、このホルモンが卵胞のなかで卵子を成長させます。

それから低温期のあとに高温期に入ります。このときが変化するタイミング周辺が排卵日になります。つまり卵子と精子が一番受精されやすい時期ですね。その後は高温期となり、妊娠の準備と維持をさせるためのホルモン、プロゲステロンが分泌されます。

ここで妊娠できないと生理が起こります。これの動きを知るために基礎体温を測ります。わたしの下手な説明ですが、わかりましたか』

 『なんとなくですが、わかりました。基礎体温を測れば、妊娠できるのですね。明日から、やってみます。』

 『そうですか、わかりました。また説明します。では、佐藤さんが安心できるように。みんな婚活相談室に来られている方々の妊活期間を紹介したいと思います』

 『本当ですか。是非、教えてください』

妊活期間の平均と妊娠率の違いについて

 『それでは、いま相談室に来られている妊活女性のデータをを紹介しますね』

 『はい』

 『こちらの図が婚活期間の割合です』
(このデータは、相談所で実施した妊活中または体験者100名のアンケートより)

妊活期間の平均

 『いま、婚活が1〜3か月の方が38%、3〜6か月が18%、6〜1年の方が22%、1年以上が22%になります。ここで、しっかりと覚えて欲しいのが、佐藤さんが関係している3か月以上妊活されている方は、60%以上はいるのです。だから、安心してください。まだまだこれからです』

 『え、1年とか2年の方もいるのですね。みなさん、子供を授かるために頑張っているのですね。すごいですなあ。わたしにできるかな。そのお母さんだし、でも少し安心しました』

20代と30代の妊娠率の違い

 『次にみんなの婚活相談室に来られている人たちが妊娠した年齢、つまり卒業生で妊娠されたときのデータを紹介します。卒業生みなさんの95%が、20代と30代で妊娠しています。

またこの人たちのほとんどが、毎日、基礎体温を測って、排卵日の前後に妊活していました。なかには、レディースクリニックに通われていた人もいました。それから日本産科婦人科学会によると、排卵日に性交して妊娠する確率は、20代で20〜30%、30代で15〜20%、40代では10%以下といわれています。

佐藤さんのお友達が妊娠したのは、確率の高い年代だったはずです。でも安心してください。来月、妊娠する確率は20〜30%はあるということです』

 『なんか、来月の妊娠しそうな気がしてきました』

妊娠できる確率

 『では、女性の妊娠する確率について説明します』

 『わたし、それが一番知りたかったところです。是非、教えてください』

 『日本産婦人科学会では、女性が妊娠するためにもっとも重要なことは卵子の質だといっています。つまり卵子が精子と出逢って受精し、それから妊娠して胎児を育てていく力があるかどうかなのです。

このような卵子の能力を妊孕力と呼び、その力を年代別の妊孕率として日本産科婦人科学会が検討した結果がこの確率になります。

    ・20〜25歳 100%と設定(なぜなら一番妊娠する能力をもった年代だから)
    ・25〜29歳 90%以上
    ・30〜35歳 80%
    ・35〜39歳 70%
    ・40歳以降 30%以下

佐藤さん、これをみてどうですか。いまの佐藤さんの年齢が、すごく妊娠しやすい環境なのです。それに卵子の質が、もっともいいときなのです』

 『なんか、主人のお母さんがいっていることが、まったく違うことがわかります。なんか、妊活について、すごく期待できることがわかりました』

そもそも妊娠する仕組みとは

 『それでは、女性が妊娠する仕組みについて解説します』

 『女性って、科学的なことが苦手でしょ!自分の身体だけど、以外と知らないんですよね』

 『ええとですね。少し話しが長くなります。いいですか』

 『よろしくお願いします』

 『卵子と精子が出逢える確率は、排卵日前後に性行為をしたときが、一番確率が高くなります。これは、先ほども説明したが年齢が上がると確率は下がります。つまり、卵子は年齢と比例して歳を重ねるのです。その仕組みとは!

まず卵子は、女性が母親のお腹のなかで誕生したとき、すでに200万個存在しています。しかし、その後、卵子は女性のなかで作られることはないと考えられています。

それが初潮のときになると20万〜30万個まで減少しており。ここから毎月の排卵がスタートします。さらに月経時には約1,000個ぐらいが体外へ流れ出すといわれ、閉経時には100個ほどしか残っていないことがわかっています。

その反面、精子は精嚢で作られているため、健康であれば常に作られていることになります。

この精子が性交時に射精されると、膣→頸管→子宮口→子宮内→卵管へと鮭の川登りのように進んでいくのです。しかし、射精時の精子は100万個ぐらいで、これが卵管で1個の卵子と巡り会えるのは100個ほどになります。そして、そのうち1個だけが卵子と受精できるのです。

受精できた卵は分裂を繰り返しながら子宮内膜に着いて、ようやく妊娠が成立します。

みなさんの身体のなかでこのような現象が起きて、はじめて妊娠するのです。これが、一生のうち、1人目、2人目、3人目かしかないのです。
とても神秘的なことではないでしょうか。

だから、義務的に考えてしまうと、かえってストレスになります。でも、そうはいかなのが、身内の呟きですかね』

 『ということは、お母さんのいうことや友達のいうことは、気にしない方がいいのですね』

 『そういうことです』

妊娠しやすい身体つくりと妊娠の確率を下げること

 『次に、佐藤さんがこれから本格的に妊活するために注意して欲しいことを説明します。

妊娠しやすい身体つくりとは、先ほど妊娠することがとても神秘的なことであることがわかって頂けたはずです。でも、いつ妊娠するかはわからない、いつ妊活をはじめるかは個人の自由です。しかし、そこまで積み上げてきた生活環境によって身体への影響は、取り返しのできないものになっています。

みんなの妊活相談室に訪問してくる人は、妊活のために飲酒をやめたり、禁煙したり、サプリメントを飲みはじめたりしています。その反面、仕事や妊活へのストレスから復活される人、たまにはいいかと復活される人がいます。

これが悪いと攻めるわけではありませんが、妊活中の肥満は避けてほしいのです。

また女性に多い、デスクワークは肥満になることがあります。
この点だけ、本日、説明します。

デスクワークだと妊娠率が下がる

 『いま、わたし、スーパーの事務をしているから、どうしたらいいか、おしれてください』

 『まず、デスクワークが妊活に対して、妊娠率を下げるといわれています。

みんなの妊活相談室に来られている人でも、正社員・パート・派遣社員でデスクワークが90%以上います

この人たちには、なるべく座っている時間を少なくしてもらう努力と、通勤で歩くことを勧めています。なぜなら、妊活によい食べ物やサプリメントには必ずカロリーが多いものがあります。また妊娠による糖尿病が増えているからです。

まず肥満を防ぐこと、冷え症になりやすいデスクワークに運動すること、これはセットして実行してほしいものです。

妊娠しやすい精神面づくり

 『妊活をはじめられる人の多く人が、そろそろ子供がほしいから、友達が妊娠したから、身内にいわれたからなどと、きっかけを話します。
これはある意味、妊活の入口からストレスを受けること通じているのではないでしょうか。

現代はストレス社会と呼ばれています。本来、妊娠は計画的に進むものでなく、男女の自然な関係によって子供を授かるもの。しかし、ストレスを強く感じてしま人間関係があり、また女性が男性と同様に仕事ができることから、これを避けることができない現状があります。

このような現状でありますが、イギリスの医師たちがストレスと妊娠についての研究報告から、不妊症274人にストレスの影響がなかったといっています。

ストレスは、妊活に関係ないところもありますが、受け止めかたもあるのではないでしょうか。だから、妊娠後のことも考えて精神的な強さを、自ら作るようにしましょう』

妊活のプレッシャーはないですか

 『妊活とストレスはあまり関係ないのですか、私:さん、いまのわたしのイライラ、どうすればいいのですか。特の主人のお母さんに対して』

 『その前に、妊活していること自体が強いプレッシャーとなり、精神的に追い詰められて妊娠できないことも考えられています。それは妊活という言葉もよくないのかも知れません。

でも、妊娠とストレスは関係ないというデータもあります。いったい、妊活に対するプレッシャーは、まだまだ解明されていないところです。人間はストレスが全くないと、ダメになると科学者たちはいっています』

 『ある程度のストレスがあったほうが、いいのですね。でもわたしはストレスが嫌いです。なぜなら、楽がしたいからです』

 『それは、今後の課題にしましょう』

妊活のプレッシャーやめたら、妊娠できた症例を紹介

 『ここで、佐藤さんの先輩たちの実例を紹介します』

 『すごく聞きたいです』

 『みんなの妊活相談室に訪問してきた20代の主婦が、3ヶ月の妊活をやめた途端に妊娠した例があります。彼女は、妊活中に生理が来るたびに精神的に追い詰められ、憂鬱な気分となり引きこもるようになっていたそうです。

そんなとき、彼女は趣味だった料理を本格的にはじめて、妊娠することを感じないようにしたのです。その結果、妊活のプレッシャーから解放され、すぐに妊娠したのです。

このような症例がいることから妊活に苦しむより、自然な流れのなかでの妊娠がよいのかもしれません。だから、身内や友達からのプレッシャーとなる言葉など気にせず、妊活を楽しむことを考えてはいかがでしょうか。ちょうど聞き流すくらいのほうがいいのです』

まずは、自分たちを知ろう

 『佐藤さんは、自分の身体の健康状態などはご存知ですか』

 『正直、健康ですとしか、いえません』

 『これを詳しく知るためには、レディースクリニックで検査するのが、得策かもしれません。身体に問題がなければ、きっと妊娠します』

女性と男性の検査の種類

 『ここで、もし不妊ではないかと疑ったとき、レディースクリニックでどのような検査があるのか紹介します
     不妊症のことです』

女性が受ける検査とは

□基礎体温

妊活するために一番大切な知識。
やり方は、毎朝起きた直後に舌の下に婦人体温計をはさみ体温を測ります。この数値を2〜3か月間記録することで排卵日が予想できます。また、排卵の有無や黄体ホルモン(プロゲステロン)が正常に働いているかもわかります。もしレディースクリニックに行くことになったら、測定記録をもっていくようにしてください。診察がスムーズになります。 
      

□血液検査

血液検査は、妊活に欠かせない女性ホルモンの状態や排卵日がわかる検査です。そのほかに、血糖値・コレステロール・中性脂肪などの数値により生活習慣病の有無、B型肝炎・C型肝炎・HIV・梅毒などの感染症の有無がわかります。感染症は不妊の原因になります。

□超音波検査

お腹の上から超音波の機械をあて、子宮・卵管・卵巣・卵胞の状態を検査します。この検査では、不妊の原因といわれる子宮内膜症や卵管の詰まりや子宮がん・卵巣がんなどの病気がわかります。

□子宮卵管造影

子宮から造影剤という薬を注入して、子宮や卵管などの状態をレントゲンで撮影する検査です。この検査では、子宮の形や卵管の太さなどがわかります。不妊の原因を探すために、もっとも利用されている検査でもあります。

□性感染症検査

膣内と子宮の入口で感染するクラミジアや淋菌などがいないか確認する検査です。検査では、膣内と子宮の入口に分泌されている粘液を取ります。

男性がうける検査

□精液検査

事前に射精された精液から、精液量・精子数・運動する精子数・精子の形などを調べます。精子の質は、不妊症に大きく関係しています。

□ホルモン検査

採血することで、男性ホルモンであるテストステロンの状態を調べます。テストステロンに問題があると、精嚢でしっかりとした精子が作られません。

□感染症検査

採血することで、B型肝炎・C型肝炎・HIV・梅毒などの感染症がないか確認します。

□抗精子抗体

採血することで、精子を攻撃する免疫がないか調べます。

□ヒューナーテスト

検査の前日か当日にパートナーと性交渉をおこない、子宮の入口に分泌される粘液で精子が活動しているか、粘液を採取して顕微鏡で観察します。男性不妊の確認ができます。

自然妊娠から不妊治療への移行期間

 『今日の相談は、時間になったので。みんなの妊活質の妊活体験談を紹介します』

体験談

□30代 専業主婦 体重48㎏ 基礎体温36.0〜36.5度 妊活1年

高齢出産の年齢になり、私自身が妊娠しにくい身体になっていくがわかります。高齢出産は、障害児が生まれるリスクが高くなり、正直、妊活に対して大きな不安を抱えています。また、妊娠したときの体力面、子供が大きくなったときの年齢を考えると、さらに不安になります。現在、相談する友人がいません。

でも子供が欲しいと思う気持ちが強く、不妊専門のレディースクリニックで治したいと考えていますが、金銭的に無理な状況であります。いま、ネットなどで調べて妊娠するために努力しています。次の妊活対策に失敗したら妊娠を諦めるしかないと思いながら、いろいろなものにチャレンジしています。

□20代 教職員 体重58㎏ 基礎体温36.0〜36.5度 妊活6か月

職業柄、立ち仕事が多く、職場の人間関係、生徒の父母との人間関係などでストレスを抱えています。妊活は、はじめてから半年になりますが、結婚すれば、すぐに妊娠すると思っていました。毎日、基礎体温を測り、排卵のタイミングに夫に協力して貰っています。しかし、生理がくる度に、夫に申しわけない気持ちと妊娠できるのか不安になります。

これから、妊活半年でも妊娠できるのか、すごく不安な日々を過ごしています。相談相手がいません。いま、基礎体温をつけてタイミング療法を取り入れ、サプリメントも飲んでします。

□40代 事務職 体重53㎏ 基礎体温36.0〜36.5度 妊活10か月

妊活サプリを飲むようになってから、持病であった冷え性が解消され、常に妊娠できる身体になったと思って妊活しても、生理がきてしまいます。本当に体調がいいので、次は妊娠は期待しています。相談相手は親と兄弟ですが、最近、プレッシャーになっています。

私:『是非、次の相談日には、佐藤さんが妊娠していること期待しています。必ず基礎体温だけは、測って記録しておいてください。次回にまた』

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