不妊治療を受けるかどうか迷っているあなたも、「いつ受診したらいいの?」と悩んでいませんか?
「病院・クリニックに行くと本格的な検査をしなければならないの?」と思う方もいるかもしれませんが、「まずは検査だけ」や「カウンセリングだけ」でも全然OKです。気になる病院・クリニックがあれば問い合わせをしてみましょう。
不妊治療の一歩を踏み出すタイミングを見ていきましょう。
不妊治療を受けるタイミングその1:子作りを意識してから1年以上経過している
一般的には通常の性行為をしても1年以上妊娠が成立しないと、不妊となります。
子供が欲しいと意識はじめて1年くらい経ったなと思ったら、病院・クリニックに相談してみてもいいでしょう。
ちなみに以前は不妊の定義を2年としていたのですが、2015年に「1年」と変更されました。
不妊治療を受けるタイミングその2:婦人科系の病気が気になる場合
- 月経不順
- 不正出血
- 無月経
- 重い月経痛
- その他過去に婦人科系の病気がある
このような時にも受診の目安となります。
以前に婦人科系の病気にかかったことがある人や、普段の生理時に生活に支障が出来るほど重くなる場合があるときなど。
もしかしたら排卵障害がある可能性がありますので、医師に相談してみましょう。
不妊治療を受けるタイミングその3:女性の年齢が35歳以上
やはり年齢が高くなるにつれて妊娠しにくくなる傾向は高いです。
そして避けて通れないのが、35歳をめどに徐々に起こる卵子の老化です。
もちろん35歳、40歳を過ぎても自然妊娠される方はいますが、妊娠適齢期である20代~30代前半に比べると格段と妊娠の確率は低くなります。
本気で子供が欲しい!と思ったら年齢も加味して、カウンセリングを受けてみてもいいかもしれませんね。
不妊検査ってどういったもの?
では実際に検査を行うとしたらどのようなものなのでしょうか。
男性の場合は、精液検査のみ。
検査の精度をより上げるために、検査数日前から禁欲指示が出ることもあります。
女性の場合は、男性に比べて検査項目が多くなります。
超音波検査・ホルモン検査が主になりますが、月経周期に合わせて行うので、一ヶ月に最低2回は通院しなければならないことも。
せっかく通い始めたのになかなか通院できない…ということにならないためにも、仕事の繁忙期は避けるなど、時期も見ておくといいでしょう。
悩んだらお近くの病院・クリニックへ!
初診を受けたら必ずしも治療を受けなければならないものでもありません。
プロであるお医者様の意見を聞くのが、妊娠への一番の近道になります。
自分でも気づきにくい意外な原因がわかることで、安心することもありますよ。
子作りを初めて1年以上たっているのであれば、ぜひ信頼できる医療機関へ相談してみませんか?