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40歳女性の不妊ブログ23 「ちょっと場所がねぇ」

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翌日からの「自己注射」は、主人を送り出し家事を済ませ、身支度も済ませてから挑みました。緊張はしましたが、しっかりと順序を思い出し、準備をしました。針を刺す場所も前日の箇所とは反対側のお腹をつまみ、針を刺し、注入。やっぱり頭がボーっとする感じがしました。病院と同じように、10分間の休憩。ボーっとする感じのほかは特に問題なし。

これを4日間続けました。
そして翌日、病院へ…

体は特に変化がなく、お腹が張るわけでもないし、気持ち悪いわけでもなし私の注射の仕方が悪くて、効いてないのかも…と不安になるくらいでした。

先生に「体調はどう?注射して何か変わったことはないですか?」と聞かれましたが少し頭がボーっとする感じがすると伝えました。生活に支障が出るほどの副作用がなければ、少し我慢してとのことでした。

次に内診台へ移動し、プローブを挿入。挿入されたとき、なんとなくお腹がきついような感じがしました。その病院では内診をされる最中は、先生が患者に故意にモニターを向けなければどのように映し出されてるのかは分かりません。

「ちょっと上のモニター見てくれる?」

天井に取り付けられたモニターに影のようなものが映し出されました。この画像は、よく見る妊婦さんのエコーのような感じでした。

「ここに1・2・3・4つ見えるんだけど分かるかな?これが卵胞ね…まん丸で良さそうな卵ね…ちょっと場所がねぇ…」」

「場所がね????」

プリントアウトしている音がし、プローブが抜かれ

「準備できたら、診察室へ移動してください」

モニターに映った、卵は正直良くわからなかったけどとても希望に満ち溢れ、注射が問題なかったという安堵と相まって気分の良いものでした。

さっさと着替えを済まし、診察室へ移動。
「あのね…見た感じとってもいい形してるし、大きさ的にも問題ないんだけど
卵巣の場所がちょっと問題で…あなたの場合、手術してないほうの卵巣が
子宮の裏側に回っていて、このまま採卵するとなると、子宮に針を貫通して卵を
吸い出すような感じなるんだけども…そうなると、この病院では救急の施設がないから出来ないのよね…エコーでははっきり見えてないんだけど、この辺りに腸があって万が一腸に針が刺さったりすると、救急の施設が必要でね…
少し難しい採卵になると思う。」

「え?これだけ注射して…出来ないってどういうことですか?方法はないんですか?」

今でも分かりませんが、卵巣の場所が悪いなんて初めから分かっているもんだと思ってたし「体外受精」を診療内容として掲げてるんだから、向き不向きがあるなんて思いもしませんでした。

「ただ、このまま注射を続けていけば、卵も大きくなっていって、取りやすい位置に移動するかもしれないし、まれに、採卵の時に麻酔をすると、卵巣が落ちてくることがあるので…もう少し様子を見ないと分からないですけど…」

この時「癒着している」とは言わず、場所が悪いという話だったのでもしかしたら無事に最後まで終えられるかもしれない…と思ったしせっかく注射もできるようになった。それを最後まで試してみないでここで諦めたら勿体ないと思ったので…

「私は、こちらに最後までお世話になりたくてまた来たんです。それに先生に診てもらいたいから戻ってきたんです。ちゃんと面倒見てください。お願いします」そう先生に告げると

「ありがとう…そう言って頂けるのは医者としてありがたいです。どうなるかは断言出来ないけど、最後まで一緒に頑張りましょう」

病院へ通うのも、注射を打つのも、結果を聞くのも、当然いつも一人だったので「一緒に頑張りましょう」って言葉が妙にうれしかった。その日は病院で注射をし、取りやすい位置に移動するのを願いつつまた3日分の注射を持ち帰りました。

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