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【40歳の妊活ブログ】
待ちに待った生理が訪れ、病院に予約を取りました。
病院までの日はなんだかソワソワして、楽しみなような不安なようなとてもむず痒い日々でした。病院当日は、生理痛もなかなか酷くて、病院も相変わらず混んでいました。
いつもの待合室は、やっぱりどんより陰気な感じで、待ってる人はなんだか不安げ…みんな見えない事と闘ってる様子で、私は尊敬のまなざしでした。
名前が呼ばれるまでは1時間程度掛かりました。
採卵に向けて始まることは分かっていますがあ、何をするか…までは知らされておらず、てっきり注射が始まるのかと思っていました。
診察室に呼ばれ、先生から卵を育てる方法についての説明がありまずは「クロミッド」という薬を5日間服用した後注射を4日間して、内診をするというものでした。今日、注射のレクチャーがあるかと張り切っていたのに、若干残念な感じでした。
処方箋をもらい、向かいの調剤薬局へ行くと…
これまた人の列…
その病院の前にその薬局しか見当たらないので、混むのも当然ですが薬をもらうまで40分掛かりました。
その日から、5日間クロミッドを夕食後に服用しましたが薬による副作用と言えるような現象は全くなく、吐き気や頭痛などを想像していましたが、またもやネットの情報に踊らされていた自分にこんなことで諦めようとしていたのか…と情けなくなりました。
クロミッドの服用が終わり、いよいよ注射。
もう向かっていく気持ちしかなくて、不安なんて微塵もありませんでした。このころの私は、心がとても充実していて、不安と達成感を同時に持ち合わせていたとても毎日がヒリヒリした、青春のような時間でした。
注射開始当日
とても天気が良くて、よーしやってやる的な気持ちが満載。
病院までの道のりもとても足取りが軽かった。
病院に到着して、予約票を出すと、看護師さんがなんだか慌ただしくなりました。その病院のレディースクリニックには、とても怖い看護師さんがいて、口調もキツイ。ネットの病院情報でも有名な方でした。
その看護師さんとは、今まであまり接点がなくて、中待合室で待っていた時に検査の説明をされただけで、とくに不愉快な思いはしませんでした。その看護師さんが、私の名前を呼び、手招きしました。
そして耳元で「注射指導するから、奥までお願いします」なんか配慮っていうか気づかいがすごくて、むしろそっちの方が怖かったです。
奥…といえども、ただの職員しか通らない通路…でした。
「え?ここですか?」
「ごめんなさいね…とくに注射を打つ場所ってないのよ。大抵みなさん自己注射になるから…。それでは初めて行きますね。」
さすがに緊張しました。自分で注射なんか打ったことないし注射器に空気が入ると、死んじゃう…みたいなドラマ見たことあるし失敗したら取り返し付かなそうだし…
「そんなに緊張しないでね、薬に見立てたものがこれです。
注射器に薬液を吸い込む練習からしていきますね。」
いよいよ…初自己注射です。
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